このコーナーは、Kenwood ec direct
のサイトに立ち寄っていただいた皆さんに、ケンウッドの音づくりや製品に込められた熱意のようなものをお届けできたらと思い、設けました。これから数回に
渡ってケンウッド製品の音づくりの考え方、私自身の思い、感じていることなどをお伝えしていきたいと思っています。今回はその第一回目になります。
オーディオというものは、同じ電気製品との比較でも、掃除機や洗濯機とちょっと違った「作った人の思い入れ」を感じていただける方が多い製品だと思いま
す。実際、我々作る側にもそのような思いがあります。それはオーディオが単なる実用品を越え、「音楽」という、芸術というか人の心のありように関わるもの
を伝えるための道具だからだと思います。
「オーディオは科学技術と芸術の接点」という言葉で表現した方がいますが、まさに的を射た表現だと思います。
作る側も、確かに電気的な特性や構成の正しさを重要視しますが、同時に自分自身が音楽を楽しむ心を持って、楽器の音や人の声をうまくまとめることが求められます。
音楽という芸術を扱う機械であるから、奥が深いともいえます。
昨今、すでにオーディオ機器は誰でも買える一般的なものになって、限られた方の特別な趣味では無くなっています。
また、値段もお小遣い程度で購入できる簡単なメモリー型プレヤーから、何千万円もするものまであって多種多様です。
我々ケンウッドが主に扱う商品は、一つ何千万円もするものではなくて、一般の方に普通に使っていただけるものです。
しかしそこには、モノ作り、音づくりをしている我々が、「音楽」を伝えたい、「感動」を伝えたいと思って心血を注いで作っている姿があります。そんなことをこのコーナーでお伝えすることが出来たらいいな、と思うのです。
我々の「心」をこんな形で文字にして、皆さんにうまくお伝えすることができれば、我々ケンウッドの製品で音楽を聴く時に、ちょっと良い気持ちになっていただけるかもしれません。
いつも会っている人が素敵な表情を見せた時に感じる喜びは、その人のイメージを変えます。オーディオも素敵な音楽を聴くと、そのオーディオは、その瞬間に単なる「道具」とは違った存在になると思っています。
このコーナーでお伝えしてゆく我々のいろんな思いや、モノ作りへの情熱について、ケンウッドの製品で音楽を聴いた時に、フッと思い出していただければと思うのです。

| 1950年 | 長野県に生まれる。 |
|---|---|
| 1971年 | 国立長野工業高等専門学校卒業、トリオ(ケンウッドの前身)へ入社。 |
| 1973年 | ホームオーディオの音質改善業務にかかわる。 |
| 1979年 | ホームオーディオスピーカ部門の音質担当となる。 |
| 1987年 | カーオーディオ部門の音質担当と、一貫して音質向上関連業務を担う。 欧州で最高の評価を得たカーオーディオ用フラグシップアンプ 「KA1020」の設計を始め数々の名機の輩出に関わる。 |
| 2000年 | 放送大学心理系学部卒業。 卒論は「聴覚への人体生理の影響」というテーマで、音楽試聴における人体への生理的ストレスの影響を研究した。 |
| 2003年 | ケンウッドの音の最高責任者である「音質マイスター」としての任命を受け、ケンウッド製品の音質改善に深く関わる日々を送っている。 主な資格:中小企業診断士、産業カウンセラー |
前年にハイエンドハイコンポとも言うべき「エシュール」を完成させ、円熟したケンウッドの音質技術でつくった自信のコンポです。 新世代とも言うべきデジタルシステムでは音場の空気感や、今まで表現できなかった弦やシンバル、ギターの繊細な響きなどを高いレベルで表現します。 低域から高域まで豊かな表現ができるのがK1000の特徴です。デジタル入力4系統に対応していますのでさまざまなデジタル機器の接続も可能です。 ボーカル、ジャズ、クラシック。お好きなジャンルでお楽しみください。






